名付けの本、名前辞典のおすすめの選び方
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赤ちゃんの名前を考えるとき、使い方によっては、とても役に立つのが名前辞典・名付け本です。
一生赤ちゃんが使うことになる名前。
名付けられた赤ちゃんが、大人になった時も自分の名前を誇りに持てるような、素敵な名前を考えてあげたいものです。
だからこそ、どんな名前を付けようか、どんな漢字を使おうか、パパママはとても悩みますね。
この記事では、名付けの役に立つ「名前辞典」の選び方・探し方を紹介します。
Contents
名付けや命名の方法
主にどんな方法があるかというと、
・名前辞典や名付け本、姓名判断の本などの書籍を利用する
・インターネット上の、赤ちゃんの名前に関する情報サイトを利用する
・インターネットの上の、無料の姓名判断サイトを利用する
・漢和辞典や国語辞典などの辞典を利用する
・既に付けたい名前を決めていたので、書籍もインターネットも参考にしなかった
・お金を払って命名の専門家に依頼し、縁起の良い名前を考えてもらう
・赤ちゃんの両親でなく、祖父母や親戚など第三者に名付け親になってもらう
など。
多くの人は、この中でのどれか1つの方法だけで決めるわけではありません。
・名前辞典とインターネットの両方を利用したり
・無料の姓名判断サイトでは物足りなかったので、専門家に有料で依頼することにした、
など複数の方法で総合的に名前を考える人が多いのです。
また、あなたが名付けのステップのどの段階にいるか、ということでも、それぞれの活用方法が変わってきます。(参考:赤ちゃんの名前を決める為の3ステップ と決め方のコツ)
名前の発想には様々な段階があります。さらに人によって何を重視して決めるか、という優先順位が違います。
つまり、「名前を考えている人」といっても以下のように様々なタイプ、状態があるのです。あなたはどの状態にあるでしょうか?
・まだ何も名前のアイディアがない。どうやって名前を決めたらいいか、わからない
・名前の音(読み方)だけは決まっているので、漢字をこれから決めようとしている
・使いたい漢字が決まっているので、そこからたくさんの候補をあげたい
・姓名判断を重視するので、名前に使う文字の画数だけは決まっている
・こんな子に育ってほしい、という願いや名前に込める想いはなんとなく決まっている
・海のイメージ、太陽のイメージなど、名前のイメージの候補がある
・兄弟や双子、多胎児で関連性のある名前にしたい
・気に入った名前候補が複数あるので、この中から一つに絞りたい
・ほぼ、名前は決まったが、本当にこの名前で後悔しないか、変な名前でないかを知りたい
名前辞典や名づけ本を利用するメリット
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上述のように、様々な段階のある名付け方ですが、名前辞典を使用するメリットはたくさんあります。
名前辞典は、いろいろな名前の決め方に合わせて赤ちゃんの名前を提案をしてくれています。
辞書のように、ただ名前の候補をリストアップするのではないのです。
詳しい分類は以下で紹介しますが、
イメージや願いから連想する名前一欄があったり、
画数別に漢字の意味や、その漢字を使った名前候補を載せていたり、
姓名判断の方法や、読者の姓の画数に合わせて、オススメの名前を提案したり。
いろいろな切り口で、膨大な量の名前が掲載されています。
実際に名付け本を参考にして命名された方に多いのは、
「パラパラとページをめくっていたら、ピンとくる名前に出会った」
という方です。
インターネットの情報と違って、本だからこそページをめくるうちにパッと名前を閃く、ということも多いです。
また、名付けの基礎知識やチェックポイントから、出生届の書き方や赤ちゃんのお祝い事の行事まで、一冊にまとまっている、というのは便利なものです。
必ず必要なものではないかもしれませんが、一度は手にとってみることをオススメします。
名前辞典や名づけ本を利用するデメリット
一方、名前辞典を使うことのデメリットもあります。
一番のデメリットは、「実際にこんな名前をつける人がいるんだろうか?」と思うような名前例もたくさん掲載されていることです。
キラキラネームと呼ばれる、超個性的な名前を付けられた子供が増えていると言われます。
※関連記事
キラキラネームを名付ける親の気持ちと改名したい子供たち
キラキラネーム・DQNネーム一覧。就職のときに後悔しそうな名前ランキングBEST100
芸能人・有名人の子供の名前一覧。変わった名前やキラキラネームも。
キラキラネームの由来はデスノートという説。DQNネームとその語源を詳しく解説
キラキラネームと言わないまでも、読みにくい名前や、無理な当て字を使った名前はたくさんあります。
幼稚園・保育園・学校の先生方は、読みにくい名前にとても苦労していると聞きます。
その一端を担ったのが名前辞典と考えてよいでしょう。
二つ目のデメリットは、姓名判断の方法の違いです。
多くの名前辞典には、画数を用いた姓名判断の方法についても解説があります。
「五格」や「五運」と呼ばれるものが、最も一般的です。
姓と名の文字それぞれの画数を、5通りの方法で計算し、計算結果の画数によって運勢の吉凶を占う方法です。
無料の姓名判断サイトの多くも、この方法を用いています。
しかし、この画数の計算方法や、結果の画数が表している運勢が書籍(流派・著者)によって変わってきます。
※詳細記事
画数・字画で姓名判断。五格の意味と優先順位、基本の計算方法を解説。
五格で姓名判断を行うときの流派による違い。姓と名の文字数ごとに解説。
無料の姓名判断サイトの結果が違う3つの理由。命名・名付けの注意点
こっちの名前辞典では良い画数の名前だったのに、別の名前辞典では縁起の悪い画数になってしまう、なんてことがざらにあるのです。
なので、画数を重視したい方はどの書籍を参考にするか、1つに決めてしまうことをオススメします。
また、辞典というだけあり、どの名前辞典も分厚くかさばりがちです。
赤ちゃんが生まれ、出生届も提出が終わってしまえば、後は下の子ができない限り出番のない本となります。
購入を考えている場合は、このことも考慮しておきましょう。
名前辞典のオススメの探し方
名前辞典をこれから買おうと思っている方。
買うかどうかは決めていないが、どんなものがあるか見てみたいという方
そんな方向けに、名前辞典の探し方についてまとめます。
本屋で探す場合
少し大きめの本屋に行けば、代表的な名前辞典がずらりと並んでいます。
出産や育児のコーナーにあることが多いです。
出版年が新しく、種類も豊富なので、一冊一冊手に取って気に入ったものを選ぶことができます。
中身を見比べて、あなたに合ったものを選んでください。
具体的な内容の比較方法は後ほど解説します。
インターネットで探す場合
インターネットで名前辞典を探す場合、amazonか楽天ブックスを利用する方が多いでしょう。
商品が充実していること、レビューなど口コミの量も他サイトに比べ豊富だからです。
あなたに合わせた関連商品を表示してくれるのも便利です。
それぞれのサイトの検索バーに
・名前事典
・名付け事典
・赤ちゃんの名前
・赤ちゃんの名付け
などのキーワードで検索すると、多くの商品がヒットします。
「事典」でなく「辞典」でも大丈夫です。また、「名付け」でなく「名づけ」で検索してもちゃんと商品が表示されます。
ちなみに、多くの書籍は「名前事典」というように「じてん」の「じ」は「事」としています。
本来の意味からすると「辞典」ではなく「事典」が正しい用法なのですが、このサイトでは「名前辞典」と表記しています。
中には、「字典」とタイトルをつけている本もあります。
amazonで探す場合
amazonでは、「赤ちゃんの名付け」というカテゴリーが用意されています。
このカテゴリー内での売れ筋ランキングなども、ページが用意されているので参考になるでしょう。
「赤ちゃんの名付け」の売れ筋ランキング(amazonのページが別タブで開きます)
「赤ちゃんの名付け」の人気ギフトランキング(amazonのページが別タブで開きます)
「赤ちゃんの名付け」のほしい物ランキング(amazonのページが別タブで開きます)
楽天ブックスで探す場合
楽天ブックスには、「名づけ・姓名判断」のカテゴリーが用意されています。
名付け辞典はこのカテゴリー内にたくさんあります。
「名づけ・姓名判断」のおすすめ順(楽天ブックスのページが別タブで開きます)
「名づけ・姓名判断」のレビューの評価が高い順(楽天ブックスのページが別タブで開きます)
図書館で探す場合
名前辞典を参考にしてみたいけれど、できればお金をかけたくない方。
自分に合う名前辞典がよくわからないので、とりあえず何冊か比べて使ってみたい方。
そんな方にオススメなのが、図書館の本を借りる方法です。
図書館の本の背表紙の下の部分に、数字や文字が書かれたラベルが貼ってあります。
これは本を分類し探しやすくしたり、管理しやすくするためのものです。
これを日本十進分類表(NDC)というのですが、この数字を目当てに探すと良いでしょう。
名付けに関する本は148.3、姓名判断に関する本は148.6の棚にあるはずです。
出産や育児に関するコーナーから離れた場所にあることが多いので、図書館で借りられることを知らない人も多いようです。
図書館の本なら、名前が決まったら返却すれば良いですし、無料でいろいろな本を比較できます。
デメリットは、出版年が古いものがあることでしょう。最近の人気の名付け方や、よく使われてる漢字の情報が古いことがあります。
名前辞典を選ぶときのチェックポイント
あなたに合った名前辞典を選ぶために、チェックすると良いポイントを紹介します。
姓名判断の方法が載っているか、どの程度詳細に解説しているか
多くの名前辞典は、姓名判断の方法が書いてあります。まったく触れていない本もたまにあります。
しかし、その内容の濃さは様々です。
最もポピュラーな「五格」を使った姓名判断だけでなく、「五行」という占い方法まで解説したもの。
それぞれの画数が表す運勢を◯、△、☓の3段階で分類している簡単なものもあれば、
5段階評価で細かく分類し、全ての画数について詳しい運勢を解説したものもあります。
同じ画数でも女の子と男の子で運勢が異なることを指摘する本や、向いている職業別の字画を提案しているものもあります。
漢字の画数や名前の総画数が調べやすいか
姓名判断と画数を重視して名付けたい場合、名前の候補を思いつく度に画数の計算をしなくてはなりません。
これはかなり面倒な作業です。
辞典によっては、名前の漢字の横に、すべて画数をルビで併記してくれているものがあります。
例えば、「太郎」だったら「4+9」というように、全ての名前・漢字ですぐに画数がわかるようになっています。
また、名字の画数によって、最適な名前の画数の組み合わせを提案しているものもあります。
例えば「村田」姓なら「7+5」画なので、名前は「6+8」画か「15+4」画の名前がいいですよ、ということが書いてあります。
漢字の意味や由来を重視しているか
名付けに使える代表的な漢字は、どの書籍でも紹介しています。
しかし、そのボリュームや解説の詳しさは様々です。
画数や読み方は必ず書いてありますが、
・それぞれの漢字が持つ意味
・連想するイメージや名付けに使った時の由来
・その漢字を使った名前の例が載っているか、またはその数
などが違います。
赤ちゃんが男の子か、女の子か
1冊の書籍で男の子の名前も、女の子の名前も両方載っているものがあります。
それとは逆に、男の子の名前専門の辞典、女の子の名前専門の辞典というように、性別ごとに本がわかれているものもあります。
男女両方の名前が掲載されている辞典のメリットは
・性別が確定していない段階から参考にできる
・弟や妹が生まれたときにも使い回せる
ということです。
掲載されている名前の雰囲気はどうか
「名前辞典や名づけ本を利用するデメリット」の項でも書きましたが、
名前例としてあげられているものの中にも、無理な読み方や当て字を使った名前が結構あったりします。
しかし、その程度は、本によって違い、カラーがあります。
比較的普通の名前が多いのか、あえて個性的な名前を多く取り上げているのか。
並べられている名前の雰囲気からも、合う合わないを感じ取ることができるでしょう。
名付けの方法や、ページ数はどうか
名前の発想方法には
・イメージから名前を考える方法
・願いから名前を考える方法
・名前の音や響きから名前を考える方法
・誕生月や生まれた季節にちなんだ名前を考える方法
などがあります。
これらの方法での名前例が載っているか、またそのボリュームもチェックしてみましょう。
当サイトでも、これらの名付けの方法についての記事を充実させていく予定です。
・イメージを使った名付け
未来をイメージ・連想する子供の名前と漢字
太陽をイメージ・連想する子供の名前と漢字
星や宇宙をイメージ・連想する子供の名前と漢字
月をイメージ・連想する子供の名前と漢字
海をイメージ・連想する子供の名前と漢字
大地や野をイメージ・連想する子供の名前と漢字
山や森林をイメージ・連想する子供の名前と漢字
色をイメージ・連想する子供の名前と漢字
音や音楽をイメージ・連想する子供の名前と漢字
スポーツをイメージ・連想する子供の名前と漢字
・赤ちゃんの誕生月に由来する名付け
1月生まれの赤ちゃんの名前
2月生まれの赤ちゃんの名前
3月生まれの赤ちゃんの名前
4月生まれの赤ちゃんの名前
5月生まれの赤ちゃんの名前
6月生まれの赤ちゃんの名前
7月生まれの赤ちゃんの名前
8月生まれの赤ちゃんの名前
9月生まれの赤ちゃんの名前
10月生まれの赤ちゃんの名前
11月生まれの赤ちゃんの名前
12月生まれの赤ちゃんの名前
・生まれる季節にちなんだ名付け
春生まれの男の子の名前
春生まれの女の子の名前
夏生まれの男の子の名前
夏生まれの女の子の名前
秋生まれの男の子の名前
秋生まれの女の子の名前
冬生まれの男の子の名前
冬生まれの女の子の名前
・最近人気の高い、古風な名前やハワイ語由来の名前
和風・古風な名前が人気。男の子に名付けたい日本らしい漢字と名前
和風・古風な名前が人気。女の子に名付けたい日本らしい漢字と名前
古風な名前の名付けの参考に、古くから伝わる和色一覧
おしゃれでかわいい、ハワイ語に由来する赤ちゃんの名前
コラムやその他の情報が充実しているか
読み物としてのコラムの量も本によって違います。
名前の流行の歴史や、名前に関する雑学など、読んでいて面白いと思えるコラム。
止め字の一覧や人気のある漢字の紹介など、役に立ちそうな情報。
こういったものがあるかもチェックポイントの1つです。
このサイト内でも、役立ちそうな情報ページを用意しています。
赤ちゃんにいい名前をつけるための3箇条
画数ごとの名前に使える漢字一覧
赤ちゃんの名付けに使える止め字・添え字一覧
あなたに合った名前辞典の選び方
以上のチェックポイントを参考に、名前辞典を選んでみてください。
姓名判断・画数を重視する方なら、名前例と画数がセットで記載されているものが便利です。
それほど画数は気にしないで考えたい、という方なら漢字の意味や使用例が充実しているものがオススメです。
既に赤ちゃんの性別がわかっていて、たくさんの名前候補を見てみたい、というのであれば男女別の辞典を選ぶと良いでしょう。
これから名前の候補をいろいろ考えよう、という段階の方なら、様々な名付けの方法が網羅された総合的な辞典を選ぶと良いでしょう。
今回の記事はお役に立てましたでしょうか?
記事を読んでのご感想や疑問がありましたら、ぜひコメント欄にお書きください。
私自身、子供の名付けでたくさん悩み迷った経験があります。何が良い名前なのか、こんな名前では変だろうかと。
このサイトは、赤ちゃんの名前を考えていて迷ったり、悩んだりしている方のための情報サイトです。
よい名前をつけてあげたいと思う方にとって、少しでも役立つようなサイトにしたいと思っています。
名付けの悩み相談掲示板のページもご活用ください。
些細な事でも構いません。コメントに気付き次第、すぐに回答致します。
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