無料の姓名判断サイトで赤ちゃんの名前を占うと結果が違う3つの理由

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近年は、インターネットを使って無料で姓名判断を行うことができるようになりました。

しかし、サイトによってその結果は違います。無料サイトで姓名判断を行うときの注意点です。

無料で姓名判断できるサイトは信頼できるのか

姓名判断
赤ちゃんの名付けを考えるときに、字画による姓名判断も気にするパパママは、年々増加しているとの調査結果があります。

名前辞典がたくさん出版されるようになり、大抵の本では姓名判断の方法についてもわかりやすく書かれています。

さらに、無料で姓名判断を行えるサイトもたくさん出来たのが大きな理由でしょう。

一昔前までは専門書を調べるか、有料で姓名判断を依頼するしていたのが、今は誰でも簡単に名前の運勢を調べられるようになったのです。

思いついた子供の名前を無料サイトに打ち込むと、面倒な画数の計算をしなくても、吉や凶の判定を即座に表示してくれます。

とても便利な半面、サイトによって、同じ画数・名前でも判定結果が違うというのが現状です。「あのサイトでは大吉だったのに、こっちのサイトだと凶になる。いったいどっちが正しいの?」と疑問を感じることもあります。

これは、あるサイトが正しくて、あるサイトは間違っている、というわけではありません。

姓名判断は、占いや芸事と同じようにいくつもの流派があります。

流派によって大きく異なる点が3つあります。

漢字の画数の計算方法が意味によって異なることも

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一つ目は、画数を算出するための計算方法です。

例えば、漢字の「五」の画数は、4画と考える場合と、数字の意味の5から、5画と考える場合があります。

また、常用漢字や略字について、旧字体を用いるのか、普段使う漢字を当てはめるのかということも違います。

例えば「円」は、普段使いの画数であれば4画ですが、旧字体を重要視すると「圓」なので13画になります。

特別な考え方をする「へん」や「つくり」もあります。

さんずいの「氵」を3画と数えず、本来意味する「水」の漢字であると考え4画で数える、といった具合です。

つまり、素人では簡単に正しい画数を計算できませんよ、というスタンスです。

本格的な姓名判断の本を調べると、注意すべき画数について事細かに書かれています。

専門家に有料で姓名判断を依頼すれば、間違いのない画数で運勢を占ってもらえるでしょう。

一方、一般的な赤ちゃんの名づけに関する本では、日常的に使用する漢字のそのままの画数で姓名判断しています。

誰にでもわかりやすく、手軽に姓名判断できるということです。

字画占いの格数(五格)の計算方法や意味が違う

二つ目は、字画の違いです。

姓名判断のなかで最も馴染み深く、様々な名付け事典にも取り上げられているのが「字画占い」(じかくうらない)です。

字画とは、氏名の文字の画数から5通りの足し算を行って出した「天格・人格・地格・外格・総格」の5つの格数のことです。

参考記事:五格の意味と優先順位、基本の計算方法

字画占いでは、この格数の吉凶をみるのです。

ちなみに、「画数」はひとつひとつの文字・漢字が何画であるかを指すのに対し、「格数」はこの字画占いに使う足し算の結果の数のことです。

上記の項では、画数の数え方が流派によって違う、と書きました。

同様に、格数の計算方法も流派によって違いがあるのです。詳しくは以下の記事で解説しています。

参考記事:五格で姓名判断を行うときの流派による違い。仮成数・霊数・聖数・聖文字の考え方。

また、5つの格数がもつ意味や運勢の解釈も、流派や書籍によって多少の違いがあります。

縁起の良い画数・運勢の悪い画数の考え方が違う

赤ちゃん
三つ目は、計算が終わったあとの格数についての運勢が異なります。

あるサイト・ある本では29画は「大吉」、となっているのに、別のサイトや本では「凶」だったり「大凶」とされていたりするのです。

様々な書籍をあたって調べたところ、ほとんどの格数は、どの流派でも良い画数・悪い画数は共通しています。

例えば、1画、3画、5〜8画などは、どの流派でも良い格数として示されています。もちろん、「大吉」「中吉」「吉」の表現の差はあります。

同様に、この画数はどの資料でも凶や大凶、という格数もたくさんあります。

格数の持つ運勢が、男女によって異なると主張する流派もあります。

男性では良い画数なのに、女性の名前の場合は悪い画数・避けるべきだと言われる画数があります。

さらに、職業別にオススメの画数を提示しているものもあります。政治家に適した画数・スポーツ選手に適した画数、芸能に適した画数、などなど。これも流派によって様々です。

画数・字画をどこまで気にすれば良いのか

子供の名前を姓名判断で考えるときは、人格・地格・外格・総格という4種類の格数を計算することになります。

画数の考え方が違う全ての流派で、この4つの格数が大吉になる可能性は限りなく低いです。

この流派を信じる、このサイト・本の姓名判断を信じる、と割り切れるのであれば、それを信じましょう。

しかし、どれを信じれば良いかわからない、という方も多いです。

その場合は、いろいろなサイトを見比べ、4つ格数のうち吉が3つ以上あれば良い、くらいの気持ちで考えると楽になります。


画数にとらわれない名付け方を知るのも良いかもしれません。

それでも字画にこだわりを持って、運勢が最高の名前をつけてあげたいのであれば、信頼できる専門家に直接相談することをオススメします。

後から名付けに後悔しても、改名するのは簡単ではありません。ぜひ、素晴らしい名前をつけてあげてください。

今回の記事はお役に立てましたでしょうか?

記事を読んでのご感想や疑問がありましたら、ぜひコメント欄にお書きください。

私自身、子供の名付けでたくさん悩み迷った経験があります。何が良い名前なのか、こんな名前では変だろうかと。

このサイトは、赤ちゃんの名前を考えていて迷ったり、悩んだりしている方のための情報サイトです。

よい名前をつけてあげたいと思う方にとって、少しでも役立つようなサイトにしたいと思っています。

名付けの悩み相談掲示板のページもご活用ください。

些細な事でも構いません。コメントに気付き次第、すぐに回答致します。

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